2012年10月23日

第610章 新穂高〜奥穂高〜西穂高〜新穂高 縦走 vol.1

10.14に新穂高〜奥穂高〜西穂高〜新穂高を縦走しないかとお誘いを受けた。

ちょうど槍が岳へ登るタイミングを逃した直後だったこと、そして西穂高よりさらにリスキーなコースを求めていたし、来年にはそのコースを行きたいと単純に思っていた矢先のお誘いだったんです。
自分の中ではグッドタイミングだったんです。

きっかけってほんとにタイミングですよね。

そして二つ返事でOKしたんですね。
実は誘ってくれた彼もまだ今年から登り始めたばかり。
俺と体力的にも経験的にも求めているレベルも非常に近くて一緒にいても楽しいヤツだし。

まぁ一番は自分が行きたかったってことなんですが。

それから周りの人などにそのコース行ってくるって話したら実はかなり反対されました。
無謀な計画だとか時期を考えろとか・・・

確かに山のことはよくわかっちゃいないし経験もないこともわかってる。
自分の中でどれくらいの経験を積めばOK!ってことが見えなかった。

経験者から止められるんだから山のことわかってない自分にしたら無謀なのかな?
って思ってしまう。

そんなこともありルールを決めた。
天気が怪しかったら中止する。
途中で予定時間から厳しい(最終ロープウェイは16:40)と思えば引き返すか山荘で1泊する。

ってことで行くことをハッキリ決めた。

今までもそうだけど行く予定のルートやコースの情報を必要以上に求めないんですね。
どうにかなるっていつも思ってる。根拠はないけどどれだけ計画を立てても条件が変わればその通りにいく
保証もないし。あくまでも必要以上はしないってことで・・・

それで一緒に行く彼がまたマメな男で俺とは違って調べてくれるんだね〜。
奥穂高まで5時間、奥穂高から西穂高まで6時間で大丈夫でしょ?ってネットで調べてくれたらしい。

そして10月は夏山ではなく冬山になってもおかしくない時期だということを聞いて
帽子と手袋フリースだけは前日に買ってザックにはドリンク1L、おにぎり4個、合羽、ピステ、厚手のウィンドブレーカー?みたいなものだけ持っていった。

計画では
3:00 新穂高出発 
8:00 奥穂高山荘
15:00 西穂ロープウェイ乗り場

最終ロープウェイまでは1:40余裕があることになる。
こんなレベルでは計画とは言えないだろうけど。

1時に金沢を出て3時15分に登り始める。
もちろんヘッデンスタート。
星がとても近くに感じたくさん見える。

最初は槍が岳を日帰りで目指すコースと同じで白出沢小屋で奥穂高方向とは分岐になる。

そこまでにショートカットのコースがあるらしく一度槍に行っている彼は非常に頼もしく感じたね。
しかし分岐までは良かったが会う人会う人槍を目指すと言うことで奥穂高〜西穂高縦走は5組くらいに出会ったがどの組も違っていた。
ちょっと不安。やはり無茶だったのか・・・

分岐からはちょっとケモノ道へ・・夜だからまったく俺はわからない。
そして進むに連れてさらに険しすぎるケモノ道に・・・
どうもすでに間違えたらしい。
一回来ていても間違えるくらいに夜は怖い。
どうにか少し戻り正しいルートに戻った。

もう俺は暑すぎてフリース一枚に下は夏山スタイル!
それくらいに快適やった。

そして白出沢での分岐。
4:30

ペースがよくわからんけど小休息。

そして荷継沢まで樹林帯を歩く。
そんなに広くもないし熊を警戒しながらアホなこと言いながら歩いていたような気がする。
熊が出てきたらどうするか?って話をしていたんやけど俺は闘う!って豪語してた。
ヤツはそれを応援するとかほざいてたわ。

かなり途中急登もあったし、ここで熊出てきたら勝てね〜〜わって叫んでたわ。
ここまでも沢を木でできた怪しい橋で渡ったりハシゴを登ったり鎖場があったりすでにテンション上がってたし。でもまだヘッデンなんだけどね。

そんなこんなで荷継沢に到着。6:00
ここから2時間で奥穂高山荘ということなのでなぜか計画通りなんだよね。
2012101405570000.JPG

ここでヘッデン外す。そして休憩。おにぎり2個くらい食べたかな。
2012101405570001.JPG
ここから奥穂高山荘までの2時間がガレ場となるようだけど・・・

でも樹林帯を抜けてのここの景色は紅葉も始まり笠ヶ岳も見えるしご褒美をもらったような景色でしたね。
2012101405580001.JPG

2012101405580003.JPG

2012101405590001.JPG2012101406180000.JPG2012101406180001.JPG

そしてガレ場を歩き始めてペンキのOXを探しながら歩くもなかなかみつけらないけど
向かう方向だけはずーっと見えているから迷うことはない。
と思ったらこんな広いところでコースアウト!!
違う沢に吸収されかけるところだった・・・

歩いても歩いてもガレ場。
かなり体力は消耗されていく。
奥穂高山荘に8時に遅れるとそこから引き返すことも考え始める。
しかし山荘はまだ見える気配もない。

日が登りはじめ背中にそびえる笠ヶ岳が日の光を浴び始める。
思わず足を止めてしまう。

2012101406380000.JPG

ご来光を見たことない自分にとっては感動ものでした。

焦る気持ちを抑えながら奥穂高山荘を目指す。
ガレ場だとペースもあがらない。体力だけが奪われていくような感じ。
ここで身体に異変が!
右股関節に痛みを感じ始める。
剣登山でも感じたことなかった。
もし激痛で動けなくなるのでは・・・
そして右足をかばうように登っていくと左足ふくらはぎが痙攣をおこし始めてきた。
こんなことは今までなかった。動けなくなってしまうことを考えたり救助を求めないといけないかったりといろんなことを考えてしまう。まだ計画では中盤にも差し掛かっていない。

その先には馬の背、ジャンダルム、西穂高岳・・・ずっと集中しないといけない稜線が続く。
どうなるんだろう・・・マジでやばい・・・
やはり無謀だったのか。反対されてたのに・・・

続く

posted by 三代目 at 17:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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