2012年12月26日

第622章 初雪山

12月22日に西穂高へ行ってきました。
登山のために・・・って冬山です。

冬山へ行くなんて3ヶ月前まで考えなかったです。
その魅力を感じなかったしい中そんなとこへ行くこと自体がおかしいだろ?って思ってた。

そんな想いを一変させたのは10月28日に鏡平へ行ったこと。
秋山へ行く予定だったのが雨は降るし視界も良くなかった。
でも楽しかったんだね〜。
悪天候でも山を楽しめたんだね。

そして途中から雪が積もっていてその中でも歩いて行けたことや
紅葉と同時に雪景色も楽しめたこと。
そして雪の登山道を歩くことも楽しかった。

景色はその時期だからこそ見ることのできるご褒美だと思っている。
景色を求めて行っているワケじゃないんだけど綺麗な景色も楽しめたら
それはそれで気持ちがいいしね。

晴れも雨も雪も風も気象条件によって同じ山でもいろんな状況が生まれる。
その天気を楽しみながら目的地を目指す。

だから冬山の景色も興味があったしそれを見るためには装備が必要だった。
凍った雪や岩山をクライミングするならピッケル、アイゼンが必要だし、厳冬期に行くなら
アウター、インナー、冬用シューズ、グローブ、帽子、サングラス、など・・・
そして雪山と言っても凍傷にならないように装備のグレードも上げないといけない。
必然的に金額も上がってくる。

自分の身を守る装備だし予算も考えてながら必要な装備をそろえた。
北アルプスの3000mを意識してそろえた。

西穂高は樹林帯のアプローチをロープウェイでカットできること
そして通年やっている山小屋もあるから安心して行ける。

夏山であれば日帰りで西穂高までチャレンジできる。
ロープウェイの運行時間など考えても冬場は西穂独標がいいとこだろうね。

とりあえず冬山は厳しい気象条件で行きたかった。
装備のチェック、冬の北アルプスの厳しさなど体感したかった。

道具はほとんど使う場面があったし条件も厳しかったと思う。

ロープウェイ降り場より山荘までは風もなく雪の中をラッセルする場面もありながらも
なんとかトレースもあり楽しみながら歩けた。
山荘の気温は0℃。この時期にしては温かいみたい。
温かいとは言わないのか?

山荘についてここから先、独標を目指す時はアイゼンの装着が必要。
アイゼンを買ったはいいけど試しに装着してこなかった。
ショップでは靴に合わせてセットだけはしてくれてた。
でも自分で装着はしてこなかった。
難しいモノじゃないだろうと思ってた。

いざ山荘で装着しようとするとうまく装着できない。
しかも山岳会に所属する先生が(勝手に呼んでるんだけど本人に先生というと怒られるんだよね〜)
装着しようとしてもよくわからないみたいで15分くらいは格闘してたな。

結果として付けることができたんだけどアイゼンに付いている紐が長すぎただけというオチだったんですね。
最高なスタートが切れそうな予感!!

そしていざ稜線へ!!
2012122210560000.JPG

今までの樹林帯と違いいきなりの暴風!
ゴー!!という今まで台風でしか味わったことないような横殴りの風。
そして雪。

前を見ると左から右へ真横に降っている。
帽子、サングラス、ネックウォーマーで顔を覆っているようでも微妙に出ているところは
横殴りの容赦ない吹雪に打ち付けられ痛みにを伴うくらい。

視界も良くない仲でルートを記す赤旗を目指しながら進んでいく。
アイゼンでの歩行は思ったより抵抗なかった。

稜線に出るとほとんどトレースがない。自分たちの足跡も数分で消されてしまうくらいの
天気だった。

時にはホワイトアウト寸前。
2012122212050000.JPG

なんとか丸山に到着
2012122212050001.JPG

初めての雪山だから何もかもが新鮮だった。

そして丸山を過ぎるとルートを示す赤旗すらない。
地図とコンパスを使わないと方角がわからない状況。

雪山のいいとこは夏山と違い登山道じゃないところでもガンガン歩ける。
逆に言えばコースアウトしやすいってこと。

コンパスを使えないけど持っていった。
使い方を聞くとコンパスの大切さを身に凍みて感じた。
地図とコンパスの両方があって読図できるんだけどそれができた時には
どこでも行けるような気がする。
もともと地図は好きだからこれからの自分のテーマが新しくできた感じかな。

そして独標付近に到着。
ここからは鎖場となる。
冬の鎖場はとにかく怖かった。
2012122213080000.JPG

下へ降りると独標が目の前に
2012122213090000.JPG

あとから写真を見直してもとてもその時のことを思い出すくらいに好きな一枚。
携帯のカメラなんだけど侮れないわ!!

ルートファインディング(ルートを示すマークででコースをみつけること)ができないと危険。
これは夏山の縦走でも経験をした。
危険なピークなんかは攻めるルートを間違えると非常に危険なんだね。
特に冬山は危険。

ここからは雪と岩のミックスで本当にアイゼン、ピッケルが活躍してくれたね。
今までの夏山で山頂へ行っても感動はなかったけど初めて独標に着いた時は感動した。
景色なんてまったく見えない。でも感動するくらいリスキーだった。
2012122213310000.JPG

写真は山岳会の先生ね!

完全に心が突き動かされた感じがする。
それは日常に置いても自分の限界を感じなくさせるかのようで道具と体力とチャレンジする気持ちがあれば目標を達成できることを体感した。
山荘に戻った時は自身の成長と自信を感じた。
これがリスキーな山を求めてしまう根本なんだなぁ〜。

でもそう感じることができたのは家族や、山岳会のメンバーがいたからこそ。
そしてもっと言えばショップや、メーカーも含めて感謝している。

今回の装備でアウター、インナー、グローブはすべてパタゴニアでそろえた。
他にもブランドメーカーはあるけどパタゴニアと出会ったきっかけも人だった。
ショップの店員さんなんだけどその人はパタゴニアをめちゃくちゃ愛していた。
それを必死に伝えようとしてくれたことでその想いは伝わり自分もパタゴニアパーフェクトブックで
勉強もした。社長の製品作りに対する考え方がとても共感できた。環境、信頼、努力、人。
知れば知るほど好きになった。
すべて商品へのこだわりにつながっていることを知った。
そんな企業にも守られ達成することができたと思っている。

自然を通じてさらに人に感謝することを覚え、自分も成長できる。
本格的に登山を初めて半年。
山に知り合あうことができて自分自身が本当に成長させてもらっていると感じているし
これからも自分の技術に見合った楽しめる登山を続けていきたいな。

本当に支えてくれる人に感謝!!

posted by 三代目 at 20:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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