2011年07月29日

第534章 唯一無二

おいおい!お〜〜〜〜い!


大丈夫です。生きております。



ちょっと南の島のほうへ2週間ほど・・・





ってことはまったくなくていつもどおり平常業務をしております。
ボリサ、ボリサやね。メンゴ、メンゴ!


一般の人ならともかく業界人でもある工務店の監督さんから
色がねぇ〜〜とか杢目がねぇ〜とか言って交換してください!と言ってきたんですが
まぁその材質もメラピっていう南洋材なんですが赤に近かったり茶が強かったりと微妙に
色が違うこともあるんですね。

まぁそれが自然の産物である木の特徴でもあるんですが。

それだけなら確かに同じ部屋に使う化粧材なのでもうちょっと考慮すべきだったかなぁ〜とか
反省すべき部分もありますがさらには杢目が統一ではないときたもんだ!!

おいおい!お〜〜〜〜い!

さすがにメンゴ、メンゴ!とは言えないですよ。

このメラピーという材料は杢目がわかりにくいというかはっきりしていないというか
そんな杢目がどうとか言われるほどの材料ではまったくないんですね!

材木屋視点ですけど。
いまだかつて始めてのクレームでしたからね。


工業製品でない自然素材に同じ木目をそろえるなんてこと求めても無理ですからね!


一般の方から言われるなら説明しますけど今までず〜っと業界にいた人から言われたもんだから
クリビツテンギョウですよ!

ビックリ仰天もひっくり返っちゃいます!


業界の人にここから説明せんといけないもんですね。


できるだけ近いものを出しますね!ってことでアユスというこれまた南洋材で了承してもらいました。

まだ納品していないんで合格か不合格かはわかりませんがなんでドキドキせんといかんの?
俺って純粋やな〜〜って感じてる場合じゃないし。


木の良さの一つとして見せることが出来るんですがその色合いや癒しってそれぞれが違うからこそ
癒されると思っています。

人間と同じ身長も体重も顔も違えば性格も違うのと同じです。

木の個性を否定してはいけません。
それが理解できないなら工業製品使うことをお勧めします!

まだ一回納めた材料たちは戻ってきていませんが泣きながら戻ってくることでしょう。

その材料たちをまた慰めてやりたいと思います。
世のため人のため木は働いてくれています。


木ってほんとにいいもんですよね!

よね!

よね!


しつこくてメンゴ!メンゴ!

これまたウザくてごめんなさい!






posted by 三代目 at 09:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 木について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月22日

第522章 製材

最近40〜50cmくらいの石川県産材杉丸太をよく製材しています。

なかなか製材は奥が深いですね。

杉は木目がハッキリしているので化粧材として使用する時はとても高度な技術を必要とします。

製材するための台車に乗せてセッティングすることに神経を使いますね。

円柱形ではありますが円錐形なのでセッティングの角度と切り口の方向の難しさがあります。

丸太には腹と背中があり日当たりのいいほうと日当たりの悪いほうがあり斜面勾配や枝の成長や手入れや土壌資質など様々な条件で様々な樹に成長します。

厚い板にすることで八割は板の木目の感じは決定しちゃいますね。

板の中心に杢目を持って来ることが至難の技なんですね。
なかなか自分の技術には追い付いていませんが意識的に製材することでスキルアップしていきますからね。
今日は布団の中からお伝えしました。もう落ちそうです…おやすみなさい!!
posted by 三代目 at 23:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 木について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月21日

第521章 静岡〜東京vol.3

少し飛びましたけど・・・


静岡から1人東京へ。

新宿駅西口広場でグリーンリバーアートのイベントに寄ってきました。


最初のイメージで新宿駅で間伐材が〜とか環境が〜とかのクラフトイベントでの集客が可能なのか?
またどんな内容のイベントなのか実際行って確かめることが最大の目的でした。

新宿駅西口のほうへ向かっていくと

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すぐにわかりました。

さすが大東京ですわ。
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人がどんどんイベントスペースに入ってきますね。

買おうか迷った末に・・・後悔してます。
手にとって見たけど・・スルーしちゃいました。
桧です。

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いい感じです。
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こんなものまで

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東京の新宿駅構内でも大成功できるんですね!

間伐材を有効活用することが次世代へとつなぐ循環型社会への貢献につながります。
CO2削減、炭素固定など環境に対して木はとても活躍してくれるんですね。
手入れが行き届いた山々は災害抑制する強い山になり地域に安心・安全を与え、綺麗な水も
もたらしてくれるのです。

地域産材を有効利用すること。
そんな思いがこれからもっと大切になってくるんですね。







posted by 三代目 at 18:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 木について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月11日

第506章 米草

米草(ベイクサ)と呼ばれる材料知っていますか?


って上から目線で感じワルゥ〜ございます!



米草=米ヒバ=イエローシダー(正式名称)

なんです。


「米」って名前についているんで米国産の材料なんですね。
「草」は似ているといわれる青森ヒバがクサマキと呼ばれることから「草」と言われていると思っています。

「ヒバ」って言葉も聞いたことないですか?

能登ヒバ(アテ)、青森ヒバ(クサマキ)など有名です。


特徴として腐りにくく、防蟻性があるんですね。
簡単に言えば香りが強いので虫を寄せ付けない、木材腐朽菌、シロアリを寄せ付けない効果があります。そして耐水性もあるので耐久性があると言えます。

住宅では土台や下地材、造作材などでよく使われます。
また雨風にさらされる外塀、門、濡縁などに適していますね。

しか〜し!!


米ヒバという材料であれば全てが耐久性があるのかといえば・・・ノンノンです。ノーなんです。


芯材(耐久性 大)、辺材(耐久性 小)という部位によって耐久性に大きな差が出るんですね。


米ヒバは大径木なんで芯材でも良材が取りやすいですね。
何をもって良材というかはこれまた難しいですが節があっても芯材がいいのか、辺材でも節のないものがいいのか。

しかし芯材のみの材料ということで指定すると金額は倍増するんじゃないでしょうか。
通常材料を梱包(土台、下地材など)で仕入れると中には辺材が混ざっていることが普通なんです。
湿気を持ちにくい場所などにはいいと思います。
こういうところも適材適所って言うことだと思います。

節や辺材は悪者ではありません。
節や辺材がない木なんてないです。
良材とは節のない材料ではないということです。

和室造作材などはもちろん節があるとあまり良くないとは思いますが・・・

辺材は芯材に比べると耐久性は落ちますが他の材料と比べてもそこはヒバの辺材ですからね。


材木屋の観点から言うと自然の木とうまく付き合うこと、杢目や辺材や節やある材料を適材適所に使うことで価格にも環境にも優しい安心した住まいになると考えています。


外材でも用途によって素晴らしい材料はたくさんあります!


posted by 三代目 at 11:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 木について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月17日

第466章 超仕上

材料をちょ〜いい感じに仕上げて下さいってお願いすると9割以上は超仕上げと呼ばれる最終仕上げを施します。


超仕上げは大工さんのカンナ仕上げに近い仕上げのレベルです。

がしかし違いは超仕上げの場合は機械作業であるため効率的で簡単ではありますがカンナ仕上げと比べるとツヤが違います。

そりゃそ〜でしょ。

道具さえあれば、やっぱり人間の手業には限界がないということですね。


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0.0・・・mmの世界です。

木材は眩しすぎるくらいの輝きを放ちます。
これが隠れた本質なんですね。

いかに引き出してやるか、木と駆け引きしながら戯れています。


今日は流季の家の今年最初の勉強会でしたが加工に追われ追われ・・・
水曜日までは加工三昧となりそうです。

嫌いなことなら三昧というわけにはいかないでしょうね。


posted by 三代目 at 20:31 | Comment(2) | TrackBack(0) | 木について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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