2012年11月09日

第617章 混戦&混乱&壬申の乱

泣くよ坊さん壬申の乱!

ということで今日はサッカーネタで!
サッカーファンの皆様には御無沙汰しております。
まだしぶとく現役でタマ蹴っております。
グランド駆け回っています。

そんな39歳と6ヶ月のヤンチャボーイが今週の日曜日母校の北陸大学フットボールパークにて
母校の北陸大学フューチャーズってイケイケの現役大学生サッカー部と
そろそろ引退してもいいようなおっさんチームがガチで立ち向かおうとしてるんです!
というか試合をしなければいけないんです!

お互い勝ち点9の首位争いを演じてるんです!
勝ち点9で首位争いですよ!
しかも次はリーグ戦の第6節ですよ。
どんだけ混戦なんでしょうか!
8チーム総当たりのリーグ戦で各チーム6試合終了し勝ち点9と勝ち点6の
どちらかに別れるほどの大混戦。

勝ち点って何?っていうそこのあなた!
リーグ戦は勝ち点が多いほうから順位が決定されるんです。
勝つと勝ち点3ゲッツ!
引き分け勝ち点1ゲッツ!
負け勝ち点ノーゲッツ!
なんです!
よ〜く覚えておくように!

今年のパリーグも混戦やったけどそんなもんぬるま湯やわ!
こっちの方が大混戦で今どうなってるのか自分でもわかっていないくらいで
かろうじて自分が誰なのかを把握するのに精一杯なんです!

そんな大混戦の中での第6節の首位決戦!
負けられない戦いがそこにはある!
って勝ったらどうなるんですか?って素朴な疑問を持っているそこのあなた!!

今は石川県2部リーグなんで上位2チームが来年県1部リーグに自動昇格するって
正月前なのにめでたい話だっちゅーの!

時間は18:30キックオフなんでよい子のみなさんはオネムの時間だと思うので
夢の中で応援していて下さい!

北陸大学周辺はいい感じに紅葉してるんじゃないかと思いますがかなり夜は冷え込みます。
選手泣かせです。この時期のナイターは選手みんな泣いてます。

泣くよ坊さん壬申の乱って言うことです!

それでは良い週末をお迎え下さい〜!

きっと勝利のご報告ができると信じています!

posted by 三代目 at 10:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月07日

第616章 ブランディング

ついに解禁になりましたね!
早速昨日の夜頂いた香箱を頂きました。
料理はまったくできませんが魚を3枚に下ろしたり蟹をさばいたりは
海っ子なんでなんとか出来るんですね。

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金石だけに金石香箱なんですが他の香箱と比べて身が多く味もいいそうなんです。
その違いは自分にわからないんだろうけど・・・

他と比べ金石沖は浅場&泥砂で育ちがいいらしいですね。
香箱蟹は1月10日まで加納蟹は3月20日までしか捕れないんです。

旬を味わうことは自分には季節の風物詩となっていて楽しみですね〜!

しかし2010年に金石香箱が認定されたようですがまさしくブランディングですよね。
味の良さやサイズの大きさなど他とは付加価値があるからこそ認定される。

木材業界における地域産材もブランディングによる付加価値がついている材料もある。
同じ杉、同じ桧でも産地や気候や手入れによって良材になる。
一般の人にはわからないのかも知れない。
でもプロだからこそわかることがあるんだね〜。

そんなわけで金石と言えば!!
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中学3年の時のサッカー部で全国3位になった時のパネルが実家にあったので。
金石にはすごい歴史がたくさんあるんだよ!
俺はあんまり知らんけど・・・

今週は天気悪そうだね〜!!
冬の足音が近づいてきてますね〜
うちの事務所でもストーブ出しましたから!
事務所では夏場はクーラーつけませんが冬場はストーブつけますから!
ガンガンこんかい!!

posted by 三代目 at 16:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月06日

第615章 地域産材

金沢市の24年度住宅支援制度の中に「地元産材の活用」ってあるんですが
その中に「木の家づくり推奨事業」と「いしかわの木が見えるたてもの推進事業」
の二つあるんです。

「木の家づくり推奨事業」
金沢産材を使用した住宅の新築、増改築、購入に対し奨励金を交付します。
となっています。

金沢産材??
金沢から搬出された材料を指すんですよね?
自分たちはどこから仕入れるんでしょうか・・・
石川県森林組合連合会の中の金沢木材共販所の原木市で自分は丸太を買うのですが
その共販所ですら買い手に対して産地を明確にしない。
じゃ金沢産材ってどこから仕入れるのか?
それは森林組合から出荷された材料を言うんですね。

今時、そんなことがまかり通る業界なんですよ!!
さらに金沢市産材となると価格が一般的な杉の材料より遙かに高いんですね。
付加価値が付いているならいいですけど。

石川県産材と金沢産材の違いは何?
エンドユーザーがそこまで求めてるの?

金沢産材というものを作り出しそれを独占し価格をコントロールする。
それが石川県森林組合なんだね。

それもしっかりそこに書いておかんかい!!

それから金沢市の森林再生課が金沢産材と書くからな〜

森林組合Q&A
Q 森林組合って、お役所なの?

A いいえ、協同組合です。 森林組合は行政機関ではありません。

言いましたよね!!
それが金沢市産材でつながってるじゃない!!
まぁそんなことやってるから木材業界、建築業界はよくならないんやわ。

誰に対しての支援制度なのか?
100歩譲って金沢市産材の付加価値があればいいんですけど。
弱ったもんじゃい!!

その前に税金を使って地域産材を流通させることに・・・喝!!

しっかりエンドユーザーに伝えることが大切です。
地域産材がエンドユーザーから求められる時代になることを願ってます!


posted by 三代目 at 18:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鍋谷木材について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月05日

第614章 地域再生

いいね!いいね!
地域再生っていいね!

再び生まれるてきな感じ。
ってそのままやけど、衰退している、元気がなくなってきている地域を
復活させるためにどうしたらいいのか?

日本各地でその地域だからこそ、その地域に根ざした産業や文化が生まれたり発展している
ところはたくさんあると思う。

時代の流れ?
価格競争?

バブルが崩壊しデフレに時代は流れ抜け出せない中
日本中で生き抜くため企業や人はいろんな努力をしている。

努力するというと聞こえはいいのかも知れないけど
愛国心すらも失い自分だけが生き残れば・・・
って企業や人が多すぎるんじゃないのか。

昔ばかりにとらわれると変化も出来ないけど失ってはいけないもの、
引き継がなくてはいけないものをたくさん捨てているような気がする。

競争社会の中で生き残るためだからといってそれが他人を蹴落とすことではないんじゃないか?

どこで聞いたか忘れたけど生き残るための手段を選ばないような人や企業が生き残っても
その地域に人がいなければ、日本に人がいなければ、さらに地球上に人がいなければ・・・
それじゃ生き残れないし生きていけない!!

社会や地域が元気じゃなければ人も企業も生きていけないんだよなぁ〜。

だからこそもっと足下を見る必要があるんじゃないのか。
安けりゃなんでもいいのか?
モノの背景を見ることが大切なんだと思ってる。

地域のために活動する。それが仕事ならなおさら良し!!
どんな仕事だろうが地域に結びついているはず!
誰かのお役に立っているはず!

だからこそ人や企業の存在があるはず。

こんなことを書きながら自分にも言い聞かせてます!
自分自身まだまだなんだよな〜。
もっと地域のために社会のために意識を持ってやらないといけないんです。

地域再生を真剣に考えています。

最近の北國新聞朝刊にはそんな特集もされてますよ。

岡山県児島は国産ジーンズ発祥の地
兵庫県尼崎は工業地帯クルーズ
福井池田町は農村復活に向けての取り組み
など

あ〜こんな風に生きていけたら・・・
なんて思ってます!
思ってるだけじゃなくてそんな風に生きていきます!!

地域再生じゃ!!

また今日も真面目モードや!
真面目だからいいんだけど。
posted by 三代目 at 19:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鍋谷木材について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月01日

第613章 存在価値

最近は本当に登山ネタが多くて・・・
今日は11月になったこと、そして材木屋として書かせて頂きます。

月が変わるタイミングで何かにチャレンジを始めたり目標を立てたりする人も多いと思います。
材木屋としてどうあるべきなのか?
どうすべきなのか?
こんなことを日々考えているんですけど以前に書いた第605章いしかわ森林環境実感ツアーでさらにその思いが強くなったんですね。

やっぱり考えてるだけじゃ何も変わらないってことなんです。
石川県の山や環境を含めた林業や木材業界が衰退していっている現状を活性化させたい。
助成金や環境税ではないってこと。
もっともっと本質があるんです。

次世代のために地域のために。

もっとやらんといかんね!!

理想だけで終わらせたくないんです!
そんな仲間と共に今月より始動します。

posted by 三代目 at 17:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鍋谷木材について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月29日

第612章 新穂高〜鏡平

2012.10.28
新穂高(1100m)〜鏡平(2300m) 
小雨 AM7:00〜PM4:00 約20km

今年最後の登山になる予定です。
1週間前から当日は雨予報。そのうち変わるだろうと・・・
最近の週間天気予報は正確だね〜。

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新穂高はまだ紅葉楽しめますよ!!
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しかし雨のせいか登山者はほとんど見かけなかった。
雨の日は登山禁止令なのか?!

スタートからの雨の中での登山は初めて。
これでもかってくらいに洗濯もしてきた厚手のディアドラのウィンブレ。
10年くらい前、たしか地域リーグ決勝大会へ出場した時に作ったんじゃないかな。
直前に防水スプレーで戦闘モードに!!
初ザックカバーも使用!!

笠ヶ岳、双六岳方面は新穂高ロープウェー乗り場手前を左側にそれ登山口へ。
登山口から1時間でわさび平小屋(1400m)到着。
その間はダラダラと続く林道。紅葉時期だから林道もOKやね!
到着と言っても小屋は閉鎖してるからちょっと入口前で休憩。

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わさび平小屋周辺
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この辺りの紅葉もいい感じです!
雨は降っていますけど・・・
わさび平小屋手前に笠ヶ岳へと向かう笠新道との分岐点があるんですけどかなりの急登から始まってましたね!
来年は笠ヶ岳行きますから!!

そしてわさび平小屋から1時間半で秩父沢(1800mくらい?)へ
ここからガレ場に。
景色がいいとこですね。
晴れてたらもっといいんだろうけど・・・
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そしてシシウドヶ原(2090m)
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そして登山口から4時間半(うち休憩30分)で鏡平(2300m)へ到着!
穂高連峰が鏡池に映し出され逆さ槍と言われる槍ヶ岳が水面に映し出されるはずなんですけど・・・
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あ〜〜そうやった。雨やった。槍ヶ岳ってどこですか?
誰もいないのでわかりませんけど。
雨が降ってるのでとりあえず鏡平山荘へ!
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しっかり戸締まりしてます!怪しい人多いからね!
ちょっと軒先お借りしますね!
雨が降って景色が楽しめない時でも楽しめる登山ニュースタイル。

水600ccにカレーのスープの素を入れます。
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そしてグツグツきたら〜
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野菜、鶏肉を入れうどんを入れま〜す
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するとカレーうどんの出来上がり!!
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注意事項!
水600ccは2人分ですがこの鍋セットは1人分なのでこのように一回でやろうとすると
間違いなく吹きこぼれます!
またうどんを皿に移し替える場合は慎重にやらないとデッキ場にうどんを滑落させてしまいます。
滑落した場合はウェットティッシュで救助に向かい速やかにゴミ袋へインしましょう!
ガスの勢いは思いのほか強いのでかき混ぜる手を休めた場合は鍋底にうどんが焦げ付きます。
焦げ付いたうどんは割り箸のパワーでは立ち向かうことすら出来ないので家に持ち帰り作戦を練り直しましょう。

カレーうどんを堪能した後に飲むティーはカレーうどんのパワーに圧倒され紅茶の香りを楽しむ余裕すら与えられないのです。
気温は恐らく0度前後だったものと思われますのでカレーうどんとホットティーは最高の贅沢品です。
軒下でも風を防ぐことすら出来ませんのでカレーうどんとティータイムを堪能した後はノンストップで下山しましょう!!

ということで帰りのわさび平小屋近くからあれはジャンダルム?
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って勝手にテンション上がってしまいましたが完全に違うやろ?
2週間前にジャンダルムへは行ったけど外から見るとどう見えるのかわかってない。
さすが俺。錫杖岳なのか。さすが俺。

雨に打たれて寒さに凍えながらの鏡平でしたがその経験は何事にも代え難い貴重な経験となりました。
多少の雨の中でもまったく問題ないということがわかりました。
雨が降っても登山は出来るということです。
完全に調子に乗ってます!
濡れた岩場VS凍った木道。
どちらもデンジャラス!!
リスキーは求めてもデンジャラスはゴメンだぜ!!
これから行く人は要注意だね!

posted by 三代目 at 14:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月24日

第611章 新穂高〜奥穂高〜西穂高〜新穂高 縦走 vol.2

vol.2を書いている途中に消えてしまって・・・気持ちが若干下がってしまいましたが気を取り直して。

本当にノンフィクションなんでいろんなことを想像したね。
しかしまだまだガレ場は続く・・・

本当に心折れそうになるくらいに・・・
山荘も見えないし・・・
マークだけを頼りにひたすらペースコントロールできないようなガレ場。
8時までに辿り着くことだけを考えてひたすら登っていく。

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そして山荘が見えてくると元気が出るんだね!
見えてから30分。奥穂高山荘到着。
時間は7:50。
予定通りだね。

ここでストレッチ&休憩タイム。
プラン通りの時間で一安心。

奥穂高山荘HPより以下は抜粋

10.9 積雪はほぼ消えましたが、稜線上などで日陰部分には凍った雪が残っている可能性があります。また、   今後は雪の季節となります。登山計画は状況により柔軟な変更ができるものにし、長時間の行動を伴う   計画については、よくご検討ください。
10.7 10月7日、奥穂高岳は冠雪しました。本日朝5時30分時点で、山荘前の積雪は3〜5センチ。滑り   やすく、雪が薄いのでアイゼン等はほとんど効かない状態です。稜線上は大変危険と、山岳警備隊と共   にお伝えしています。また、ザイテングラートより上も現時点(本日朝5時30分)では積雪してお    り、同様の状態です。
10.2 「上高地から1日で来る」「奥穂〜西穂ルート」などの長い行程は、この時期、夏よりさらに危険を伴   います。よくご検討ください。


だって。
でも当日は晴天だった!風もないし寒さも感じない!
この時期に縦走チャレンジするにはこれ以上ない条件がそろった天気だったと思う。

奥穂高山荘にはすごい人がいることに驚いた。
白出沢からは一人しか出会わなかったのに山荘前はこの状態

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奥穂高山荘は上高地からが来る人が多いみたい。
そして槍ヶ岳、西穂高など縦走コースでもここは中間地点みたいな感じなのかな。

そして景色も素晴らしかった。

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どこみてもきれいなんだよね!
そして入念に股関節、大腿四頭筋、腓腹筋などストレッチ&マッサージなど30分くらいしながら休憩したと思う。

ここからが登攀していくわけだし。痙攣などは致命傷。
意識とは無関係に痙攣はコントロールできない。
そんな不安を抱えながら奥穂高山頂目指して歩き出す。

奥穂高山頂はすぐに着いた
でも軽い痙攣は止まらない。
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登れなかった槍ヶ岳をバックに

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そしてここから馬の背、ジャンダルムと向かう稜線となり緊張感が出てくる。
足は大丈夫なのか。不安がある中で万が一のことも考えてしまう。
そろそろ出発しようかと思ったとこでバディが
「なべさん、これ飲んだらいいですよ」
って差し出してくれたのがアミノバイタル3600
登山するほんの数日前に山岳ガイド協会の研修会に参加した時サンプルで配られていたアミノバイタルをみて山岳会に所属する先生(と陰で呼ばせてもらってます)がこれ効くらしいよって言ってたことを思い出した。

なんでバディが持ってるのか不思議だったんだけどね。
それが本当に嬉しかったね!

うおりゃ〜〜〜〜〜

飲んだ後は元気になったような気がしたよ。
単純な俺。そんなとこ自分でも好き。

次は馬の背へ向かうんだけどここからが一番緊張感が必要とされるところ。
ここを縦走するために苦しいガレ場や朝早く登ってきたと言っても過言ではない!
ここから縦走するためにきたわけだし!

出発じゃ!!

そして馬の背に向かう途中で向かいから一人の青年が歩いてきた。
向かいから歩いてくるって事はジャンダルムを越えて馬の背を渡ってきたに違いない!!

そして山ではすれ違う人と挨拶することがなぜかマナーとなっているんですね。
たしかになぜか仲良くなれるですよ。

そして普通に声をかけたんです。
「こんにちわ!馬の背から来たんですよね?」
そしたら
「実は西穂高縦走しようと行ったんですけど馬の背をみて時間が間に合わないと思ったことと怖かったから戻ってきたんだよ」
「俺らも縦走するんだよ!時間も計画通りきてるしせっかくここまできたのなら行かない?」
って誘ったらやっぱりチャレンジすることになり一緒に行くことになったんですね。

彼は富山県で警察官として頑張っているらしい。
話しているだけで好青年って感じが伝わってくる人だった。

稜線上では常に緊張感が張りつめる。

奥穂高から10分も歩けば馬の背に着いた。

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一番難所と言われている馬ノ背。
ここを越えるのにどれくらいの時間だったんだろう。
時間の感覚もないしザックが重いとか寒いとか暑いとかそんな感覚すらない。
とりあえず手と足に集中することだけ。
万が一があれば滑落死。
恐怖心が襲ってくる。周りの景色を見ることも出来ない。

いつの間にか馬の背を通り過ぎて次に目指すは憧れのジャンダルム。
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ジャンダルムの手前まで来た時、西穂迂回ルートとジャンダルム山頂へ直線的に登攀するルートの分岐点へ。
せっかく来たんだから登攀コースを選択!細いロープが下がっているだけ。
登れそうな岩場でないような気もする。

一緒になった彼がまずチャレンジしてるのを下から見守ったんだけどロープを掴んだはいいけど次の手が伸ばせない。もう一段上の岩に手を伸ばせないといけないなぁ〜と見ていた。
「ここ避けた方がいいですよ!無理です!迂回しましょう!」
と降りてきた。
やはり自分でチャレンジしないと納得できなかったのでチャレンジした。

ロープを掴み足場を探すとロープを固定する小さい金具がありそこに足をかけもう一段上の岩場に
手をかけることができた。難しかったのはそこだけで気が付けばあっけなくジャンダルム山頂!!
それに続いて全員、同じルートで上がってきた!
2012101409530001.JPG2012101409530003.JPG2012101410000001.JPG2012101410000002.JPG

ジャンダルムからの景色も格別
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憧れだったジャンダルム!
しかしあっけなく登ってしまったことに??って感じもあったけど。
嬉しかったけどね!

ここからは西穂高を目指すだけ!

ここまでで気付いてたことなんだけど途中で合流した青年は登山の経験が2年くらいなんですがペースが早いんですよね!こちらを気遣っている感じもあったので
「ここからはお互いのペースで行きましょう!」
ってここでお別れすることに。
その彼から
「2人に声掛けられなかったら引き返していましたよ。一緒にここまで連れてきてくれてありがとう!」
って言われてお互い写真撮って握手をしてまたどこかで会えたらいいね〜なんて言いながら別れました。

彼とは山で出会い、同じリスキーな稜線を歩きそれを乗り越えて一緒に達成感を味わった仲だからこそ握手して別れたいと思う。ただそれだけなのに太い絆ができたような気もする。
非日常な世界で非日常な経験をしたんだからとても親近感を持てるんだよなぁ。
富山で警察官として頑張ってんのかなぁ〜ってふと思い出す。

そんな魅力も山にはあるんだよね〜。
10時過ぎにジャンダルム出発!

西穂高には何時に着くんだろう。第607章 新穂高〜西穂高
にも書いたけど西穂高山頂まで行けなかったんだね。

だから西穂高まで行けばなんとか時間を逆算できると思ってた。
遅くても14:00までには着かないとロープウェイの最終便には間に合わないと考えてた。

ジャンダルムから西穂高の間はまったく予想できてなかった。
計画の建て方が甘かったと感じたね。焦る気持ちばかり出てくるから。

とりあえず歩き出したけど前に立ちはだかるピークはすべてペンキでの○×がほとんどなかった。
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右からまわるのか左からまわるのかすらわからない。
ピークがそびえ立つ前で立ち止まり上をみてルートをイメージするしかない。
それが経験値の差なんだろうな。
だって見ていても正直わからない。
登れるルートは間違いなくあるはず。でも一つずつの岩を手と足で確かめながら三点支持で進むことしかできない。思った以上にハードで体力と気力が失われていく。そして焦りも出てくる。

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自分の経験のなさを感じた。そしてどれだけ越えたら西穂に着くのかもわからない。
地図も車に置いてきて持ってなかった。これも準備の甘さだと思った。

その中で死を感じる経験をした。
同じようにルートを見つけられない中で感覚だけで進んでいった。
ピークの真ん中当たりで浮き石が増え始めてきた。
?!
と感じた瞬間動けなくなった。

それはどの岩を掴んでも浮いている。
そして大きな岩でも少しの力でも動く。
その時掴んだこぶし大の岩が崩れその周辺の岩も崩れてきた。
その下には自分の右足があり足に当たりながら足下の岩にもぶつかりさらにぶつかった岩も崩れた。
奇跡的に足を乗せている岩は落ちなかった。

なんとか安全な所まで戻った。
生きた心地しなかった。
時間にして1分くらいかも知れない。
結果的に正規ルートは左右反対側だった。

岩場の怖さを感じた時でした。
もし落ちていたら・・・もちろん無傷ではないだろうし死んでもおかしくない高さだった。
ここでも反対されたのに押し切ってきてしまった事に対する後悔を感じた。
そこまでしてきたのだから無事に降りないといけないプレッシャーも感じていた。

体力的にも精神的にも一番しんどい時だった。
西穂高もまだ見えない。
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そして天狗岳に11:20到着! 全然笑えてないです!!
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写真だけ撮って焦ってるからすぐ出発!
2012101411570003.JPG先が見えないと思って登ったピークから!!
見えた!!西穂高山頂!!時間的にも問題なし!!
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ついにきました!!
13:10 西穂高山頂!!
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これはしっかり笑えてる!そりゃ安心感と達成感とが入り交じったからなぁ!
もうあとはなんとかなるって思った瞬間でしたね。
しっかり休憩したね!

このあとはほとんど一度きているルートだし迷うことも時間の心配もする必要ないし!
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そしてピラミッドピーク再び!!13:50
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西穂高独標 14:10
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丸山 14:45
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西穂高山荘 15:00

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意外と西穂高山頂から山荘まで2時間弱。
疲れもピークでガレ場が続くしハードだったなぁ。

そして新穂高ロープウェイ乗り場まで2km。
45分くらいかかったかもしれん。
この樹林帯もしんどかった〜
もう西穂高山頂からは早くゆっくり休みたいと思って飛ばしたね!!

ロープウェイについたのは4時過ぎだったかな。


結果的に無事に縦走することができましたが達成感と後悔とが入り交ざり複雑な感じでした。
いろんな経験したことは良かったんだろうけど同じ経験値の人には間違いなく勧めたくないコース。
止められたことが気象条件だけでなくあれだけの条件の整った中でも
経験の足りなさを思い知らされた縦走となりました。

たくさんの人に支えられての縦走だったってことです!
ありがとう!

posted by 三代目 at 20:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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